プロに・・・（ＦＡＸ通信Vol.24より）

元東京都知事鈴木俊一氏が亡くなられた。面識も何も有りませんが、今のお台場で都市博を開催予定で青島幸男氏に破れ、都市博が流れたことを思い出します。
機を同じくして大阪府知事に横山ノック氏が当選されたころ・・・選んだ馬鹿都民。馬鹿府民・・・と、私は有るところで発言してたしなめられたことを思い出します。
それはともあれ、元官僚の知恵と行動力で都政の大きな変革をなされ、新宿に新庁舎を建築・・・最後には財政破綻へ導いた・・・との批判も多くありました。私は都政や国政を論じる能力は持ち合わせていませんが、あの当時・・・青島氏のお陰で東京の発展は大きく遅れたように感じていました。臨海副都心の開発遅延によって・・・結果、都財政の悪化も招くようになったのでは？と、感じて居ます。
経済は通貨の流通で成り立っていますから、やはり需要供給のバランスを欠くことなく動き続けなければならないのでは・・・と。空港のハブ化にしても沖縄の基地問題にしても原子力発電所等々にしても「必要性は認めながらも、自分のところはいや！」的発想ではないのでしょうか・・・今日日本がアジア圏から大きく遅れをとることは２０年位前から竹村健一氏は明言しておられました「２３時以降使えないような国際空港は世界に有りません」「日本にとって代わるのがシンガポールです」「日本常識は世界の非常識！」と発言されたころですね。まさにそうなっています。
すべてプロが良いとは申しませんが《…以下略…》