二番底・・・（ＦＡＸ通信Vol.20より）

先日の５７の会「コミュニケーションパーティー」でパソナグループ代表南部靖之氏のおっしゃったとおり「二番底」到来の感が有りますね。厳しい越年になりそうです。

明治安田生命の「小遣い調査」では、一ヶ月の小遣い夫３５０００円妻２１０００円が平均とのことですが、来年はもっと厳しくなり更に減額を強いられるのかも知れません。又、有名コスメメーカーの今年のクリスマスプレゼント価格も確実に下がっている・・・美容室を運営する田谷の田谷和正社長は「０９年上半期来店客数が減じている」「ロングヘヤーが流行り出しているのは不況の証し」と言って居られます。

産業革命（石油革命？）以来２００余年。石油枯渇時代を視野に居れた「大変革」を迎えようとしています。産油国が世界を動かす時代からの変化（今は米ソの駐留基地に油田の地図を重ねるとほぼ一致します〉天然繊維から化学繊維に変わり結果業態変更した多くの企業は元より、自動車メーカーが世界トップ企業から消える（又は業態変更）・・・次は「水」を世界に反映するビジネスやエコを冠にした新業態等。

この時代に乗らないまでも、乗り遅れないようにしなくてはなりません。大企業はともあれ、我々のような中小零細企業はビッグウエーブに出会うことは少ないのですが、小さな波にも影響されます。今は「近海・さざ波」をうまく泳ぐ工夫をしなくてはならない時ではないでしょうか。《…以下略…》