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57の会 FAX通信 vol.195 2024年11月20日 (株)コミュニケーションオフィス57 代表取締役 今津久雄 

自分AI・・・??

 家電量販店のノジマが、生成AIを使って野島社長の「分身」を開発・・・人生哲学、経営者としての考え方等を生成AIに記録・記憶させて、従業員は専用アプリで「社長の分身?にいつでも投げかけアドバイスを受けられる」・・・というものだそうです。過去の「資料をもとにしていますから」新たな考え方や方向性は生まれるのでしょうか?時代と共に「方向性や判断基準も変化していそう」に思うのですが・・・?常に新規情報?考察?等を入力し続けるのでしょうか?AIが新たな方向性・親近感を生み出してゆくのでしょうか?

将棋の世界では問題になっていますよね、AIと人間とどっちが強い?とか・・・AIに過去の棋風を入力して「統計的判断?対応?」で次の指し手を決める・・・ということです。過去の指し手の多さが「確率的に勝利に導く」ことになるのはわかる気がしますが・・・芸術や音楽的なことはAIにはできない・・・と思っていましたが、それがそうでもないらしく?過去をもとに「新しいことや考えや音階を生み出す?」とか言われています・・・?当然AIに覚えさせる量や内容によっては大きく異なるのでしょうけれど・・・我々一般人の量や知識や経験では、AIの結論もたかが知れているのでしょうけれど・・・

 過去の延長線上に明日があるなら、過去のインプットで良いのかも知れませんが、そこから「新たな方向性を提案させるには」他の環境や色々な要素が必要となってきますよね「一方的な思考だけでは無理なのでは?」とも思うのですが・・・知らないところでは、さらなる進化が進んでいるのですね。

 無論専門的には大変な手間や費用がかかるのでしょうけれど・・・自分自身の「過去の資料」「考え方」等をまとめてゆくことは、案外大事なことなのかも知れませんね?内容や考え方の傾向がわかるかも知れません。そして「あのときは?」と思い出して、失敗・成功の記憶を思い出して、新たな「出発点」「思考スタート」することは大事なのかも知れませんね・・・AIまでは行きませんが、自分のメモや記録等から掘り出してみてみる「自分AI」・・・でしょうかね~~

 追伸

以前、書きました?ソフトバンクの孫氏が、チャットGPTに自分の意見も入れて会議をするそうです。過去の色々な知識や経験?事実?等に、今のご自身の考えを加えてAIの考え等と合わせ比較検討するのだ・・・?とか。流石ですね・・・ただの情報獲得では無く、自分の意見も入れて新たな結論や方向性を見極めていく・・・到底及びません(ゴルフでは教えて差し上げたのですが、数カ月後には孫氏の方がうまくなっておられました・・・)