03-5604-0020

〒116-0014東京都荒川区
東日暮里4-7-2誠道館ビル2階

第148回 「今津久雄的こころ」    令和 6年11月10日                  外食経営塾塾長  今津久雄   

 日々の経営には、肉体的苦労はもちろん、精神的苦労?苦痛?もつきものですね。93歳の先生から教わりました・・・キレたら負け・・・と。何の問題解決にもならない!キレた方が負ける!論点や焦点が本質からズレて、他の論点や方向に行ってしまう。感情に左右されて常軌を逸して、上から目線や、日頃の感情を出しぶつけてしまう・・・等、常に「キレないでいる必要がある」その感情をコントロールするのは「自分自身」なのだ。(1)キレたらゲームオーバーを自分に言い聞かせておくこと(2)諸々「済んだことは忘れる」「触れない」「蒸し返さないこと」が大事だ(3)そのためには「愚痴を言える友人?知人?をつくっておくこと」が大事だ・・・と。

 我々の時代と異なり、知識や情報は豊富な現代若者時代・・・?

(1)自己評価が高い(2)論破好きが多い(3)自分の話を長々とする(4)何でも否定する・・・と思ったほうが良いだろう・・・とも!?更に、あなた自身も、そういう傾向にあるかも知れない・・・と自覚しておくほうが良いですよ~~~ともご指摘いただきました。社内の会議や、指導・教育の段階等々で「キレない」ことを・・!

 1000年前の清少納言は「人の嫌がるものを良しと言い、人が褒めるものを駄目と言う」と「枕草子」に書いているそうですが、大昔も今も「人間関係には、色々苦労があるものですね」そして「雑談で盛り上げると良い」と、解決策の一つを書いているようです。明確な目標を達成するためには雑談が必要??ま、心を開くことから始めなさい・・・ということなのでしょうか・・・時代変われども・・・

 数十年前(前職時代)「残業願い」なるものを出させて、タイムレコーダーのところに告知、残業を容認したことがありました。若くして社内結婚が多く、稼ぎたかった、ごくごく一部の社員の希望からなのですが。反対幹部もいましたが、当時稼げる筆頭の「宅配業者」に転職していった社員もいたり、せっかくなら、今の職場で思い切り働いてもらったほうが・・・手不足の解消にも・・・と(1年位で廃止=労基局に指摘される前に)良否は別としても、本人の意思での就労方法にも「規制」「法令」が左右し始めていましたね・・・

 種々、強制的に「残業」「就労」は違法でも、自営的に就労の場合は認められても良いようにも感じましたし、自分自身に置き換えて・・・と。しかし、組織的に考えたり、行動したりする上での規制的行為も、やむなしかな~~?とも感じたり~~~?ですね。