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57の会 FAX通信 vol.193 2024年9月20日 (株)コミュニケーションオフィス57 代表取締役 今津久雄 

日本滅亡・・・?

 74歳の私には、今までの人生より「今後の人生のほうが明らかに短い」のですから、いわゆる「終活」的に物事を見なくてはならなくなっているはずですが・・・やはり「明日に向かって」何かをしたり、したい・・・と思ってしまいます。良き事だとは思いつつ「ゴールも予想・想像しなくてはならない年齢」とも思いつつ・・・諸先輩方は「如何に!?」と・・・

 その昔「バブル期」と言われた時代には「バブル」なんて言葉や表現はしませんでした。イケイケどんどん」でした。崩壊後に「バブル崩壊」そう言われたのを思い出します。当時は朝から深夜まで働いたり、あちこちに出かけて飲んだり歌ったり、その勢い?で出店を重ねて、社員教育を追っかけて「充実」?させようとしました。社員の個性発揮をより多くさせよう・・・「3本足経営」なんて叫んでいたこともありました「従業員確保・定着性」に翻弄されていることが多かったですね。折角のご縁の社員の個性発揮をさせるべく、ご縁や周辺事業にも手を出しました・・・接遇教育会社、社内学校、通信制高等学校の東京校運営、メガネ屋、喫茶店、セントラルキッチン、給食事業・・と突っ走っていました。国全体がそういう勢い?波?に乗って走っていたように思います。

今の日本は(僕の考えではありませんが)「滅亡」「滅びる」とか真剣に言う人が多くおられます・・・ユニクロ・柳井正氏曰く「このままでは日本は生き残れない」と。現在の日本人の年収は世界で25位と、かなり下の方だそうです「年収200万円の国」ぐらいの評価だそうです。飲食業界も「寿司職人学校」で数ヶ月間勉強、卒業して、海外で就職・・・的なことが多くなっています。日本で修行、就労より「早く・高所得」を得られるのだそうです。

 インバウンド消費によって、観光や消費で助けられている今の景況、悪しきことではないのですが「古さを求めて」の訪日だけではだめなのかもしれませんね。明日への発展?希望?的なものもなくてはならないのかもしれません。日本が成長したその時代は「ニューヨークと東京」が世界最大の都市と言われて、憧れられていました。今の日本は古さばかりではないとは思いますが、訪日客の多くは「歴史」「景色」等々・・・と「安全」も大きな要因ではあると思いますが。

 追伸

 先日、真田広之さんがエミー賞18冠(プロヂューサー・主演)とか・・・大変な偉業ですね。10年ほど前に当道場に「47浪人」という映画の宣伝に来られました。その時「監督に言っても、聞き入れてもらえなくて、僕の思いとは、違う作品なのですよ」と話しておられました・・・その頃から「プロヂュースも心がけておられた」のですね。20年の苦節の開花ですね。お人柄も、一緒に写真撮っていただいたお姿も謙虚な感じでした・・・心から「おめでとうございます」