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第130回 「今津久雄的こころ」     令和 5年 5月10日                  外食経営塾塾長  今津久雄  

 業界によっては、コロナ前の90%程度に復活したところもあるようです。ホテル観光業界では「にも関わらず」対応できない・・手不足で・・・休業部屋が多くあるそうです。飲食業界も「回復手不足」が多いようです。にわかに?「従業員優先」的思考で?「ゴールデンウィーク休業店」もちらほら目にします。

 その場で対応してもどうにもできず・・・何度も何度も申していますが「常日頃の社員教育や対応実施」しなくてはならないのですね。

 AI私は全く無知ですが、本屋さんの店頭に「対話型AI(チャットGPT)」というロボットを設置して「最近どんな本が売れている?」と質問すると即答するそうです。店員よりも遥かに優れているそうです。今後増えて、本屋さんの必需品になってゆくでしょうね・・・

 当然飲食店も、盛り付けやお客様のとの対応以外は?このAI化が進んでゆくでしょうね・・・店内案内・運搬・予約受け・・・1台10万円以内(月額リース料)から可能なマシン?もあるようですから、人件費との比較で検討の余地は充分あるのではないでしょうか?

更に、それだけに留まらず・・・社員教育の講師としても充分活用の価値はあるかも知れませんね。クレーム対応等も・・・感情的にならずに「過去の事由から解決策を指摘、指導」してゆくことは容易でしょうから。流石にクレーム対象者との直接対応は不可としても「教育研修担当」には充分かも?ですね。ますます「人的業務」をこなしてゆきそうですね。過去の資料や策をインプットして「より多くの事例からの判断」ということなのでしょう。将棋や囲碁の世界ではかなりの部分でAIが勝ってきているそうですから・・・又、最近のニュースで「AI開発に規制」なんていうことも耳にします。60年前の鉄腕アトムが実現するような時代になるのでしょうか?

ともあれ、飲食業界、対人商売ではAIは「二の次」と思っていましたが「その中枢を教育する職務の可能性は秘めている」ということですね。当然「事由」「事情」をAIに教え込む作業や手法を考察しなくては、何の効力も発揮しないのでしょうが・・・

経営者として考えなくてはならないことは「先手の手法」を導き出すということです。私は「経験」「体験」をもとに「後手の実践でした」からそれでは、これからは厳しいかも知れませんね。人力とAI区別しての職務・範囲を明確に示してゆかなくてはならない時代になってきたのでしょうね~~~「むづかしい~~」