５７の会　ＦＡＸ通信　ｖｏｌ．161 2021年12月20日 （株）コミュニケーションオフィス５７　代表取締役　今津久雄

　コロナ・不況・・とか何だかんだ言いながら、月日の経つのは早いものですね。あと10日で今年も暮れます。良し悪しに関わらず、時間だけは万民に共通・平等に過ぎてゆきますからね。お誕生日の方々によく言っていることです「過去を思えば、今日が最高齢。明日を思えば、今日が一番若い」と・・・そして、過去を思う人より、明日を思う人のほうが寿命が長いとか？データになっているそうですよ。詳しくはわかりませんが、性格によっても違うのでしょうね・・・僕の様に楽天的な方が明日を見る人の格率が高いような・・・

　前職時代、売上も大事でしたが「従業員のレベルアップ」「定着」に最も力を入れていました。なかなか従業員が望んで入社してもらえる業態・企業ではなかったものですから「何とか夢を見て、感じて」「自分の将来を模索して欲しい」その一助になれないかな～～と。関わる仕事以外にも「自分人生のヒントを掴んで欲しい！」的なことでしたね。趣味や夢や色々語ったりしましたね。仕事一番でも構わないのですが「仕事しかない」では寂しすぎますからね。

　沢山のクラブ活動を奨励しました・・・僕絡みの剣道・スキー・ゴルフ部の他にスキューバ・テニス・茶道・華道部等々。長期休暇制度も導入しました（辞められるより、長期休暇的にして在籍して、復活の可能性を待っていたほうが・・・という、事情からですが）なぜ趣味か？って言うと、趣味や特技を身に着けていると、仕事での不得手やミス等のとき「耐えられる」ことが多かったように感じたからです。僕自信の気分転換や、再挑戦の意欲にも役立ちましたから・・・

　年齢と共に、考え方や行動（力）等には変化が出てきますが、やはり何らかの趣味が今の自分を助けていることは多くあります。70過ぎると出会いより別れの方が多くなりますが、趣味では出会いはまだまだあります。小さなビジネスではありますが、これを縁にして「更なる展開を」模索しています。すかいらーく創業者「横川竟」様は85歳を経て今尚、新規事業・開店をされています。僕の独立時ご報告に行きました。数カ月後横川様も道立されまし。14年が過ぎました。今からの14年後は？と考えると時間短いような気がしますが・・・まだ「明日を夢見て」

追伸・・・

　企業経営には、単独事業にこだわって成長している企業や、色々な事業展開しているからこそ成長している企業があります。飲食業の場合は「単独事業」が圧倒的に多いように感じますが、明日を模索する中で「周辺事業」を柱に加えることはいかがでしょうか？私の言う3本脚経営では無くても、やはり専業では「何かあった時に弱い・不安」ではないでしょうか？闇雲の拡大ではなく、今の周辺事業からヒントを探り出し、少しずつ研究・挑戦していってはいかがでしょうか？「やらずに後悔よりやって後悔・反省を」と思うのですが・・・