第104回　「今津久雄的こころ」　　　　　令和　3年2月10日 　　　　　　　　　　　　　　　　　外食経営塾塾長　　今津久雄 　

　＊「２月１１日と３月１１日」を誤って原稿にしました・・・通常ボケ・・・ご容赦ください。　　　２月１１日もなにか気になっていましたら・・・前職・創業記念日でした・・・

以下、２月１１日号すです・・・

明日で東日本大震災から10年・・・独立後3年目のことでした。午後2時半ごろ、通常より大きな揺れを感じながら事務所に居ました。フローリングの床ではありましたが、キャスター付きの椅子や書類ワゴンが動いたことは初めての経験でした。大手町でパソナグループ本社ビルの9階で社員食堂を請け負っていました。浅草でも飲食店をいたしていました・・・気になって臨店しました・・・通常50分程度で回れるところ(車)が、3時間近くかかりました・・・まだ良い方でしたが・・・以来、震災や津波の恐怖に不安を抱きながら今日に至ります・・・被害にあわれた方々のご冥福を祈りながら・・・

以下、２月１１日号です・・・

いつか東京でもおこりうるであろう可能性に非常持ち出し品をそろえる程度しかなく、日々不安を感じながら・・・

そして今、変異ウイルスの拡大は、思ったほどではないにせよ、ワクチン接種の遅れ？や減少ウェーヴ傾向とは言え多数の感染者数等での不安や緊急事態宣言延長で、皆さんも本当にご苦労されていますね！「出口は近い」「トンネルの先に灯りが見え始めました・・・」と言っていましたが、コロナの出口で「景気回復」には更なる時間が必要です。飲食店の閉店廃業が数多く報じられています・・・あとひと踏ん張りをお願いしたいものです。

　夜から「ランチ」ランチから「朝食」へと路線変更や、テイクアウト部門のみ「20時以降も営業」「メニュー変更」「価格的サービス」「客席数減少」「出張販売カー設置」等々皆さんの必死さは充分伝わってきますが、乗り切ることが大事ですからくれぐれもご自愛の上ご精進ください！

　以前申し上げたことですが・・・同業、知り合い等々での「共同」での作業や「共有」はまだ幾分は可能性を秘めているのではないでしょうか・・・「共同販売」「共同配送」一昔前ですが「二毛作店舗」等少しでも工夫して「経費節減」アウトソーシングではなく「共同・共有」新たな道が開けるかも？ではないでしょうか・・・

　三カン主義・・・と以前申したことがあります。物事を「3つの角度から見る」ということです・・・「主観」「客観」そして「体感」です。主観でパッとひらめき、客観分析して「体感してみる」ということです。主観・客観だけに止まらず・・・一度体感してみる・・・ということも大事ではないでしょうか？できる範囲のことから体感してみて、だめならやめて、可能性を感じれば更に工夫を・・・です。