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第97回 社員の辞めない教育・研修    令和 2年7月10日


[経営者編 4]
 営業再開後、コロナ前のような「復活」はまだ道遠いようですね!でも焦らないでください!創業時を思い出してください・・・勢いで開業した方が多いと思いますが・・・最初から「怒涛の勢い」の方はそれほどいないはずです。日々の努力の積み重ねで今日が有るのですから・・・「今こそ脚下照顧」足元を見直してください。創業時期を思い出してください!こういう時こそ「挑戦」しようとされる方もあるとは思いますが「一時的」か「恒久的」かの判断を誤らないようにしなくてはなりません。当然、今すべき一時的な対応策は必要ですが、先をきちんと見極めなくてはなりません・・・例えば店の改装です。現状の中から客席数減は必要ですが、大掛かりな、また新規出店での客席数減の判断は重要です「復活の時対応可能に」しておかなくてはなりません。今はテイクアウト・オンライン化が増えてきた、臨時対応ではなく「改装してテイクアウト店に」「オンライン中心で」?ということもです。よくよく考えて「今の対応策」を決めてください。更に従業員への対応です。やむなく減じなくてはならない、閉店しなくてはならない!こともわかりますが「辞めさせ方」が重要です(日頃の対応が最重要)今はやむなし・・・しかし「またいつか!」の気持ちを伝えなくてはなりません・・・「店はお客様の為にあり」「会社は社員の為にあり」「人生は自分自身の為にある」(自分だけの為ではない)・・・私がよく言っていた言葉です。日頃からの訴求や伝承態度で「働く側の心」も理解・不理解に直結します!全員で沈没するより、たとえ減じても生き残らなくてはならないのです。
 ある経営者の方々からの質問に・・・今までと異なった方法での販売を「完成品から半完成品」(お客さまで完成させる)「他業種・他社とのジョイント」「健康関連」「少量多品種」や「店舗の共有」「人の共有」「設備の共有」「車等の共有」と「共有」できないだろうか!という発想は?と・・・一昔前「二毛作」という経営方法がありましたね~~昼夜別業態。更に「朝も対象」従業員も複数社での共有・・・的なことです!自社だけでなく・・・周囲や周辺を囲い込む手法はいかがでしょうか・・・(社内独立的手法も)
また、資金的に余裕のある方は「改装」「建て直し」で、復活後に備えるのも一つの方法。売上見込めない今だからできる方法でもあります。脚下照顧・・・まず「足元から見直す時」です。