03-5604-0020

〒116-0014東京都荒川区
東日暮里4-7-2誠道館ビル2階

第94回 社員の辞めない教育・研修    令和 2年4月10日                  外食経営塾塾長  今津久雄 [経営者編 1]

  緊急事態宣言発令されました!戦争経験無い我々、安心安全な時代に育ち、商い的には自分なりに苦労や試練はあったと思いますが、今のように「ウィルス戦争」に遭遇するとは想像できませんでした!しかし今、現実に遭遇・直面しています「今こそ経営者目線が重要」な時です。どこの何を見てゆくか!あなたの最も大きな仕事です!創業時代を思い出してください!明日の見えない、先のわからないまま突っ走ったあの頃を・・・おかげで今があるのです。そのころに「立ち帰ろうではありませんか!」「脚下照顧」足元から見直せ!です。マイナススタートにはならないのですから・・・  4月3日日経MJ「横川竟」様(すかいらーく創業者・外食経営塾でもご指導)「店減らしてでも雇用守れ」とおっしゃっています。今の視線からではなく「一歩下がって」「あの頃に」立ち戻って考えましょう!「創業時より前進しているのですから!」  又、ある観光バス会社が売り上げ激減の為「運転手を解雇」と思いきや、バスを数台売却して運転手の雇用を継続「忙しくなったら、バス買い戻して運行します」「バスは物だけど、運転手は財産です」  さらに、従業員の勤務時間減に加え「従業員の給与10%カット」をした会社もあるようです「僕も10%カットするから協力を!」と社長が部下に言ったとしても、従業員の同意は得にくいと思います「同%ではなく額なのですから」「その前にすべきことが?!」「悪しき方に感じられがちになります」会社を私物化する経営者程陥りやすい表現かもしれません「現場給与のカットからスタート」では「就労意欲の削減」が最も速く多く表れて、公然と退職。この業界「ここが大事なのです」こう言う経営者では社員は育ってゆかないのです!縁ある従業員を「守り育てる努力」を第一にしてゆかなくてはならないのです!万年手不足を自らが奨励しているようなもの。  今、できること・・・「店内は、席数減」「店内からテイクアウト」「テイクアウトから通販」「今より、回復後」に目線を向けるべきなのでしょうね。更に「周辺事業の見直し」です!他の起死回生の策を狙うのではなく「既存事業の周辺事業」見直し!「撤収」か「拡大」か・・・何かヒントがあるかもしれません。商品の種類や数量減はあっても「外注を社内で?」「待つだけではなく、力の集中!」新規メニューの開発も・・・小さなチャンスかも!と。