第76回 社員の辞めない教育・研修
2018・9・10
外食経営塾塾長 今津久雄
[新入社員目線 8]
新入社員には2種類あります・・・持論です!・・・「新卒」「
既卒」社員です。本来教育研修は別々にした方が良いのですが、時
間費用等現実的にむりがある場合が多くなかなかできません。そん
な中でも「担当者の意識」改革で多少は解決できることも多くあり
ます。また、新卒の中でも「高卒」「専門校卒」「大卒」で変化さ
せることも大事なことです。理解力に差があることを「充分理解」
しておくことが重要ですね!
Googleの人事責任者・アイリーン・ノートン女史曰く「人間は逃
げ上手だったから、地球を征服している」と言っています。ただ、
戦って相手を攻撃だけしていた・・・大動物、恐竜等は絶滅してい
きました。人間はそんななかで「逃げ上手に」「身を守り」ながら
反映していったのです・・・そして「危険を冒さない」「自分の分
を知る」「いったん逃げて、自分の土俵で勝負する」ということで
す「逃げても必ず実利を取ることが重要!」と女史は言っています
。
前職時代よく言っていました「自分が勝てるところで勝負する
」「勝ち癖をつける」「そして上見て挑戦する」・・と。いきなり
大きな・強大な挑戦ではなく、小さなこと、地道なことからクリア
して行かせることが大事だ!と・・・「コツコツ・勝つコツ」
新入社員全員を「同一線上」「同一視」するのではなく、その人
に合った「職域」を探して配属する・・・例えば「大きな店」「小
さな店」「表に出す」「裏方」「事務系」「指示待ち派」「自分で
行動派」・・・的に分類したり、何か月後には「選択も出来る」よ
うな環境を整える・・・個性発揮と特徴発揮につなげてほしいもの
です。
人材を「単一視しないこと」「可視化して目標を持ちやすくする
」飲食業界は「日常生活の延長上に職種があるのですから」性格や
人間性が重要視されていくのです。つまり「どんな人にもあった職
域は何かあるはずです」辞めてゆくのは「経営者・担当者に何か問
題があるはずです」そして「直属の上司に最大原因があります」
新入社員教育と同様「中間・先輩」の研修も「重要事項」と自覚
して下さい。多くの会社では新入社員研修は力入れても、現場配属
後は「研修終了」的になってしまいがちです。機会や日数は減じて
も「定期的」に行うことが大事です!階段同様、一段一段着実に上
がらないと上の階には行けませんから・・・
- Posted by Co57
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- 9月, 18, 2018
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