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第74回 社員の辞めない教育・研修

 2018・7・10
外食経営塾塾長 今津久雄

[新入社員目線編 7]
新入社員の仕事・・・簡単作業的に感じていませんか?確かに経
験者に比すると「簡単」かもしれませんし、簡単な行為から入って
ゆくことは事実ですね!ところが「未経験者にとっては簡単ではな
く、すべてが初めて!」を指導する側は感じなくてはなりませんよ
。あなたにとっては普通でも「未経験者には普通ではない!」自覚
を・・・例えば・・・「あがり」「たまり」って、わかりますよね
「お茶」(本当は、最後の一杯のお茶ですが)と醤油(これも本当
は、たまり醤油と言って、普通の醤油とは違いますが)ま、でもお
茶と醤油ですね。これを新入社員の若者は「知らなくても当然」ど
と思って接しないと「え~~~?」となるのです(古い例えでご容
赦、今の時代では知っているかも?ですが)
教育とは「相手が、知識や技術を理解し身に付けて、繁栄させる
」ことができて初めて「教育できた」のですから、その手法・方法
が教育ではないのです!(担当者は、結構このレベル者が多い)新
人を「教え・育てる」ものと思っておられるかもしれませんが、全
く違うのです。指導教育することで担当者やあなたが「教えられ・
育てられる」ものなのです!どう言って理解させ、実践させ、身に
付けさせ・・・仕事に反映させられるか・・・を、常々「教えられ
、育てられる」ものなのです。
何度言っても出来ない。何度見せても出来ない。何度やらせても
出来ない・・・的実感は「担当者・あなたの力不足」を自覚するこ
とです!(と、思わなければあなた自身が、教育されません)
少し言い過ぎかも知れませんが「個性化」が進む時代です。なぜ
働くか・・・から教育してゆかなくてはならない時代です。よく理
解してほしいものです。その中で最も大事なことに「コミュニケー
ション」があります。お互いの「意志のお疎通」ですね。これが取
れればかなりの効果が出ます。気持ちがわかるからです・・・論点
や目標を明確化できるからです。そうなれば「あの頃は、こんな方
法で・・・」と言っても「なるほど」的に比較対象できて「今はこ
ういう風に・・・」となりやすいですね。一方的に指導・教育する
のとは異なり「理解」「納得」に繋がりやすいと思います。何度も
言いますが・・・教育は相手が身に付けてこそ教育・・・担当者や
先輩が、やったり見せたりが目的ではないことを理解してください。