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第57回 社員の辞めない教育・研修

2017・2・10

[経営者目線「中堅社員」編 4]
先月号で述べましたが・・・長時間残業が許されるわけではあり
ませんが「せざる得ない(生活)環境」等があることも知っておかな
くてはなりません。中堅社員あたりになるとそういう事情が出始め
ることが多くなります・・家庭環境、個人的付き合い、家族間事由
・・等々からですね!会社や仕事に「慣れ始めて」「将来(職場内
)が見え始めて」人生自体になじみ始めているからです。それは無
視できない事実ですし、本人の社内的・職域的環境や立場も見え始
めているからです。しかし全員が出世して行くわけではありません
・・・従業の方々もすべてが出世欲があるわけでもありません。退
職新陳代謝的交代を望んでいても「経営者失格」となるだけです!
さ、どう対応しますか!?「個々人の個性を見つけること」が重
要になってきます。次に「それぞれを発揮させる職域開発」すべき
なのです。難しいですね・・・否、それほど難題ではないのですよ
意外に。ご縁あった人を大事にしてゆかなければ「有望・有能な人
まで辞めて行く」ことを肝に銘じてください。あなたの思っている
、予想している路線上の人ばかりが大切・・・と思うことが「経営
者失格」の烙印押されます。むろん、給与や勤務時間、責任、役職
等には差があってしかるべきです「万人に仕事を」だと思います(
区別は必要、差別は不可)飲食業界は「入りやすく辞めやすい職場
」です。いつも言います・・・本気度が低い業界なのです!「縁あ
る人から教育」するしかないと考えてください。
「2:98の法則」というのがあります。2%の人は自分でレー
ルを敷きたがる。98%の人は人の敷いたレールに乗るだけ・・・
ということです。これは法則ですから、大きく外れません。外食経
営塾の塾生の方々は「2%の人の集まり」なのです。中堅社員クラ
スになりますと、御社のことも自分のこともわかり始めています。
そこから2%を見つけ育てて、98%の人々の力も借りながら店を
運営しなくてはならないのです!全員が2%の人たちでは前に進ま
なくなることが多くあるのです・・・きちんと一人一人にできる仕
事・・・前に出る、後方支援、指導する、一人で動く、早い対応、
じっくり型・・・大きな仕事から小さな仕事まで・・・あなたの見
方、探し方で結構あるものですよ。外部発注から自社対応に変える
とか。ご縁ある方々との向き合い方を再度考えてほしいものですね