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57の会 FAX通信 vol.70 心理の真相・・・

2014年4月21日

(株)コミュニケーションオフィス57 代表取締役 今津久雄

 別のレポートにも書きましたが・・・消費税値上げされました。5%~8%に・・・3ポイントの増税ですが、前準備もできていたはず。高額商品が先行購入といろいろ取沙汰されていましたが・・・いざ3月末頃は、トイレットペーパー、ティッシュが製造会社も予想外の「買いあさり」(昭和49年第一次オイルショック以来?)品薄になりました・・・飲食業仲間の話しにも「3月29・30日と4月5・6日」(土日)影響大きな店と影響なき店・・・両極でした。当然、高額社用店(領収書利用?)は大きな影響。自腹利用目的は影響少ない・・・ですね。ところが、低価格商品の買いだめ「心理」は大いにあった・・・これを如何に判断するか!自店に生かすにはこの分析と対策ですね。つまり、一人単価10000円程度の高額飲食店は「影響大」日常型利用店舗は影響小。ところが「低額日常品の買いだめ」!わかりやすく言うと「5%~8%への差額」10000円なら300円、3000円なら90円です。テュッシュなら6~7円です。まとめ買いでも数10円・・・つまり「心理」なのですね。家を買うとか車を買うとかいうレベルではなくても「上がる=買わなきゃ」的心理行動なのですね。実質家計簿より心理家計簿に影響されやすい訳です。また、日常的に買い物し続けている主婦は、日々同じような買い物傾向から「レジ金額の変化」(100~300円程度のことですが)は敏感に感じ取るのです(実は同時期に便乗かどうか?値上げ商品も結構あり、もっと上がった感があります。こちらの方が別の意味で大きな問題!)ということで、この心理を自店の営業に使わなくてはなりません!「便乗値上げで顧客心理をダウンさせる」か「この時期逆値下げで好印象?を得ようとするか」牛丼戦争、まさにその表れですね。あなたの店の「位置で方向性は決まります」どの方向へゆくべきか・・・判断要因の大きな一つに、以前から言っています「日常型店舗」か「非日常型店舗」があります。率は同一差ですが「額の差」がどうのように心理的判断をもたらせるか・・・です。そこをうまく乗り切れれば、貴方の店はこの時期うまく過ごせると思います。

追伸・・・

 こんな意見があります。増税後の4・5・6月に購入のほうが「福がある」なぜか!増税後の買い控えで在庫過になり、値下げしてでも投げ売り店が出る。という考え方です。ただ先ごろの「エアーマスク」騒動のように、誇大広告系の商品も、どさくさまぎれに「安価感」で値下げ販売する可能性もあるかも?ですから、厳しい目をもって対応しなくてはなりません(消費者庁は17社に誇大広告で販売中止を勧告したが、提訴した企業0社)気を付けましょう!

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