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第20回 新年あいさつ

 2014・1・10
外食経営塾塾長  今津久雄

新年おめでとうございます。社会環境は徐々に向上しているとはいえ、中国の失速傾向が世界を揺るがし、今や東アジアから南アジア、アフリカへとシフト傾向のようにも感じます。

それとは別に私個人も昨夏、脳梗塞で入院し大きく人生観を変えることになりました・・・右手右足の不自由から「今後の生き方」を今までにない目線で見つめるようになりました(神経・思考回路は問題なかったようなので)前職からの独立事業展開、閉店・・・と厳しい現実の中で得た新しき皆さんとの出会い、6年目に入りようやく事業展開の方向も好転化し始め「水面から上昇か?」というときの出来事でした・・・「生かされた」・・・と強く実感。残りの人生を考えました・・・70歳まで現役宣言しての独立でした。後7年弱・・・当社を軌道に乗せるべく行動を中心でしたが、他の若き経営者の方々の少しでも役立てることが、当社(=今津久雄)の仕事だ!と思い出しました。「忘己利他」己を忘れ利は他人へ・・・座右の銘の実践を誓いました。母校清風高校の校訓です「徳・健・財」毎日の朝礼(雨天以外)で校長先生が「人徳を得よ」「健康であれ」そして「財を成せ!」と45年前毎日叫んでおられました。高校生の私は「財を成せ」は高校生には???でしたが、社会に出て実感しました・・・自己生活が安定しないと他への施しはできない・・・と。つまり自己安定が最も先決!と。ですが、病気になって還暦過ぎて「その中でできる施し」があるのでは・・・と実感してのことでした。所詮一人では生きてゆけない生かされているのだ・・・と。

「元旦の 刺す陽に誓う 忘己利他」今年元旦の心境です。今後70歳までは若き皆さんのビジネス・生き方の後援。後の晩年(と言うのでしょうね)は家族、友人知人のために・・・と、痛感しました。「人生は自分自身のためにある」ただし「自分自身だけの為ではない」と当晃陽学園高等学校東京校でも校長として毎度発しています。自分自身の人生ですが「生き方」は「自分中心ではいけない」ということでしょう。微力で何もできませんが自分なりに精いっぱい努力しようと思います。

今年は・・・社員が辞めないためには「良き会社」にする必要があります。そのためには「お客様の満足度」を向上させる必要性が不可欠です「顧客目線」について記してゆきます。