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今風?昔風?経営…(FAX通信 vol.65 2013年11月20日発行)より

5 7 の会 FAX通信 vol.65 2013年11月20日

受け売り情報ですが・ ・ ・ ある食品メ ーカーは 「低成長優良企業」を目指す! と、 5 0年以上連続増収増益を続けています。 創業会長は 「会社を大きくしようと思うな。会社の成長は遅いほど良い。 何百年も生きる杉の木のよ うにゆっく り少しずつ成長する方が良い」ダイエッ トブームのときに受注カが多くなっても工場を増設せずに注文を断った。 「拡大より内部充実を優先」 と自社に合った成長を解く。 現在年商170億円従業員400人。

以下の5つの課題を実践 (1)社員教育(2)家族的経営(3)会社の数字を全社員に公表(4)社員の待遇を良く した(5)権限を移譲。 その結果 社員の帰属意識の向上が産まれる…会社の為に=自分の為に・ ・ ・ とい う ことになる。 そのカギを握るのは 「上司力」 だ。 組織は 「外向き組織」 と 「内向き組織」 があり、 成長過程や環境により前面に出る 「組織力」 が変化 することがある。 都度、 迷走しないためだそうです。

飲食業はもともと 「家族主義」 から産まれたところが多い く一部ハンバー ガーショップのような 「物販」 的要素の多い店は除く) 外食産業とか呼ばれ、 戦後の発展に乗じて生活や思想が向上して来たから 「外向き組織化」 してい るのかも? しれません。 こういう先行き不透明な時こそ、足元から見直して はいかがでしょうか?40年前の方が良いというのでは有りません 「原点を見直し」 「未来に生かす」 ということだと思うのですが…

書きながら、 この道に入ったばかりの時のことを思い出します。 城崎から 大阪での店舗展開時…父の兄に 「東京の金はいらん」 と聞かされながら 父は東京出店を果たしま した。 私も前職時代に 「拡大より拡充」 なんて言い ながら出店していま した。 社員教育は人一倍傾注したと思います。 (結果はともかくとして) 歴史は明日への教材! としなくては…ですね。

昨日テレビで拝見。 居心地が良く、 また来たくなり来続ける店 「坂東太郎 というファ ミ リーレストラン。 女将さん(長時間働ける地元のパート社員) 制度を設け、 かなりの権限委譲で大人気と礼状の山…とか?採用時も最初に社長が面接し、 現場を小まめに訪問、握手で従業員の心を読む。 表彰制度が数多い…今風?昔風?経営。 創業者青谷社長…興味津々 !