第17回 社員の辞めない教育・研修
第17回 社員の辞めない教育・研修 2013・10・10
外食経営塾塾長 今津久雄
「幹部編」(2)
幹部・・・当然「幹」であって欲しいのですが、現実はそうでもないのですよね・・・なぜあの人が幹部職に?・・・ということが多々?時折?感じたことはありませんか?(自社・他社問わず)それは「なるまでは良かった」ということなのです。血縁とかでやむをえない場合を除けば「幹部になる前は良く働き、存在感あった」人が多いのです。ところが「中間管理職」と「幹部」では景色が異なるのですね。いままで「良かったこと」が「不可」であることも出てきます「視野の狭さ・広さ」が大きな原因です。これが結構多く、私も何度も(何人?)失敗しました。前号で富士山型に例えましたから続けますと・・・山頂までには「小さな峠や山が、まさに山積」しているのですから、二合目三合目あたりでは余裕もあり「それほど難関ではなく通過」できるのですが、七合目八合目あたりになると「難関のため色々影響が出始めます」登山で言うと登頂に影響」企業ですと業績に影響するのです。環境や力量を正しく判断しての行動力が求められるのですね。
飲食店に例えれば「こまめに動くし」「いやな顔しないし」そこそそ出世しましたが、企業幹部となると「判断力」「指導力」が不足しているのが目立つ?・・・でも、任命してしまった・・・その本人も何とか役職を全うしたい意思はあるものの・・・悩み、空回りして周囲と違和感や経営者との関係が以前と異なりギクシャク・・・これが「患部」の症状です。気持ちは前向き効果は後ろ向き・・・具体的には「鬱病」的になることが多くあります。任命責任として感じますが、降格もし難く(精神的状況を見ると)放置が多い・・・という感じです。実際難しい問題と対処方法です。私の場合は「過去を認めて現状変更」だと思います。具体的には「役職を横滑り」に見えるような職域を模索・設置することです。なぜすぐの降格や左遷が「不向き」かというと、外食産業界は入りやすく出やすい産業ですから「周囲の目」が大きな影響を及ぼすからです。皆、明日の自分と見比べています「あの人の過去・今」を見ています・・・新しい環境や職場で「負担軽減での貢献」環境を与える「努力をする」事が他の多くの従業者の「モチベーションの高揚」につながります。前向きの「患部」に関して・・・難しい対応が待っています!次号では「閑部」と「間部」についてです。
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- 11月, 10, 2013
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