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前を向いて・・・(FAX通信Vol.35 4月20日発行)より

東日本大東災から40日あまり・・・今だ復興の手配すらままならない状況下に国内外から大書な批判と失望感が漂っています。政治不信を一層深くさせて居ます。

無論そう簡単ではないことは重々理解はできますが、それにしても「○○本部」なるものを20あまりつくって、その本部間の調整や重複解消ばかりに手間を取る??一体如何になっているのでしょうか。

かく言う私は複数の団体等通じて少しの義援金の協力程度しかできませんが、はがゆさと少しのいらだちを覚えています。更に震災被害から「東電被書」の方が今後の生括環境には大きな影響と不安を与えて居ます。

先月号でも申しましたとおり、津波での行方不明と死亡が圧倒的に多かったようです。

今後の復興街づくりもその辺りを加味して着手されると思います。既に建集関係者が多量移動し始めて居るようですね。知人(フランス人)は関西に拠点を移し様子見・・・当社韓国人従業員は8月14日に「親の指示で急遽退職帰国」ということで慌ただしく帰国しました。二次災害ではなく、これが「一次災害化」し始めて居ます。観光/飲食/物販・・・多々。

私は荒川区に済んで居ますが、関東大震災や戦争で消失した影響で各道路幅が広いです。新宿・中野・品川に住んで居た時とは問題にならないくらい車の運転が楽です。一部焼け残った地域(地元の人日く)以外は・・・そのようなことも考えての「明日の設計」をしてほしいものですね。港の近くは仕事場で住居は高台という風に。

中国の故事日く「奇貨(きか) 己(お)くべし」と。奇貨とは「珍しい品物、事柄、機会」己くべしとは「理解して実行せよ」つまり「得難い好機を逃していけない。利用すべし」ということだそうです。今回の天災は何百年に一度の出来事!ただ悲しみ痛んで居るだけでは《…以下略…》